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2011年に掲載したキラウエア火山情報


2011年12月13日

溶岩が海に流れ込んだ! オーシャンエントリー復活!

本日、ついに溶岩が海に流れ込み始めました!オーシャンエントリーが復活!
天気が悪く、あいにく午前のヘリコプターツアーは欠航した模様。しかし、もし飛べていれば
・活発な火口やラバチューブ(溶岩のトンネル)
・スカイライト(溶岩トンネルの天井の穴/窓のように中のドロドロ溶岩が見られる状態になります)
・オーシャンエントリー(溶岩が海に流れ込み、モクモクと水蒸気を上げている場所)
など、全部見られて最高らしいです。後ほど詳細が届き次第、アップし直します。(7:30am)

【詳しい情報を追記します】
天気も少し回復して、午後のフライトはキャンセルなしで全て飛べました。3回火山にフライトに行きましたが、ちゃんと3回とも“オーシャンエントリー”を見ることができました。位置は130号線とチェーン・オブ・クレーターズ・ロードのちょうど中間付近です。数日前に溶岩が海岸線にたどり着いたばかりで、溶岩トンネルはまだ形成されたばかり。崖っぷちをどろどろと流れたり、ボトボトと垂れ落ちる溶岩が海岸線沿いで見えました。
海岸まで溶岩がたどり着いたというだけで、安定した溶岩トンネルが形成されたとは言い辛いです。口から出てくる溶岩の量が減ったり、大雨で地面が急に冷えたりすることで出来立てホヤホヤの細いトンネルはすぐに冷え固まり、溶岩が海に流れ込めなくなる可能性もまだ高い状況です。このまま今のような活発な溶岩活動が2〜3週間続いてくれれば、溶岩トンネルもかなり安定してきます。

今日のPuuOo火口内では、ガスが噴出されると同時に時々溶岩が5〜10メートルほど吹き出ていました。そして火口付近の溶岩チューブ上にスカイライト(天窓)が出来て、真っ赤な穴が見えたり、地面を流れるサーフェースフローも見えたりと、変化に富んだ溶岩活動を上空から楽しめました。今日フライトされたお客様はかなりラッキーでした。(3:00pm)

 2011年12月10日

たった3分で、全長1kmの溶岩の川ができた!


12月5日にヘリコプターから撮影したビデオです。溶岩トンネル(ラバ・チューブ)から突然飛び出した真っ赤な溶岩。そのまま溶岩は噴き出し続け、あっという間に全長1km以上の川になりました。

2011年12月6日

絶好調の溶岩流、大迫力です!



Hilina Paliの急斜面を幾筋もの川となり、溶岩がすごい勢いで流れ落ちています(時速35〜45キロ程度)。久しぶりに大迫力のサーフェースフロー(地面を流れ出る溶岩)が上空から見えています。あれだけの溶岩の量なので、130号線の最終地点であるカラパナからはもちろん、夜だったらチェーン・オブ・クレーターズ・ロードからも赤い溶岩の筋が見えると思います。

溶岩台地に残された林の中に残る最後の一軒、ジャックさんの家にも再び溶岩流の危機が迫りました。しかし今回もぎりぎりセーフで危機を乗り越えた様子です。溶岩流から100〜150m位の距離で、ニアミスでした。なんと幸運な家なんだろうと驚きます。しかし溶岩で山火事が所々で起きていたのと強風が続いているので、彼の家が正直かなり心配です。自然を相手に人間の無力さがよーく伝わってきます。また明日もジャックさんの家が見られるといいけれど、、、。

2011年11月2日

溶岩は見えるものの、活動はスローダウン

ここ2週間ちょっとキラウエアの溶岩活動がスローダウン。上空からはまだ溶岩は結構見えていますが、1ヶ月ほど前まで見えていた「ドロドロ流れる」感じではありません。プウオオ火口周辺でサーフェースフロー(地表を流れる溶岩)が見えています。オーシャンエントリー(海に流れ込む溶岩)復活まではまだ時間がかかりそう、、、、。そんなわけで、溶岩ボートツアーの再開もまだ先になりそうです。
2011年9月22日

プウ・オオから3km続く溶岩の大河!

一週間前にPuuOo火口の西斜面(ナッチ側)から溶岩があふれ出たのですが、その二日後にはピタリと活動が止まり、また火口内で溶岩が見えていました。

週末から活動が穏やかでしたが、また今朝からPuuOoが凄い活発になりました。今度は東側の斜面からすごい量の溶岩が一気に流れ出て三時間程度で3kmほどの溶岩河が形成されました。あの量の溶岩とあの長さの溶岩河は何年も見れていなかったので私もフライト中大興奮でした!!過去10年でトップ5に入る火山活動でした。運が良ければこちらのウェブカメラからその様子の一部が見えますよ。http://volcanoes.usgs.gov/hvo/cams/PEcam/
2011年のキラウェア火山はサプライズばかり。今後も活動がまた楽しみです。

▼溶岩活動の様子を友達のパイロットがYouTubeにアップしてくれました。どうぞお楽しみ下さい!!

2011年9月15日

プウ・オオ限界。ついに溶岩があふれ出る!

またまたPuuOo火口周辺で大きな変化がありました!

ここ半年間、PuuOo火口内に溶岩が溜まりすぎると圧力に耐えられなくなった火口の脇の地表が裂け、火口に溜まった大量の溶岩が亀裂から流れ出るパターンが二回続きました。(3/5のカモアモアと8/3に起きたPuuOoの西斜面で亀裂噴火)

今回は違います。溶岩がどんどんPuuOo火口内に溜まり、遂にあふれ出始めました。数日前には数時間にわたってPuuOoの東側(スピルウェイと呼ばれる場所)から溶岩が流れましたが、昨日からは西側(ナッチと呼ばれる場所)から滝のように溶岩が流れ出はじめました。

2011年9月1日

プウ・オオ火口に溶岩湖

8/3にお伝えした溶岩活動は約一週間で止まってしまいました。その数日後にはまた溶岩活動はPuuOo火口内にもどり、火口の底には溶岩が溜まり始めました。溶岩湖が速いペースで形成され始めています。

ここ半年間、火口内の溶岩が溜まりすぎると溜まった溶岩の重み/圧力に耐え切れなくなった火口の脇の弱い地面(地表)が裂けてその亀裂から溶岩が流れ出るケースが2回続きました。今回も同じ事が起こるか分かりませんが、ここ1週間程でかなりの溶岩が火口に溜まってきています。もしかしたら近いうちにPuuOo火口の脇で凄い溶岩活動が始まるかもしれませんね。

2011年8月4日

プウ・オオ火口に大きな変化あり!

ただ今、今日飛んでいる友人のパイロットから携帯にメッセージが届きました。その内容は“PuuOo火口の中心部が陥没した。火口内に溜まっていた溶岩が3/5のカモアモア火口近くでまた大量に流れ出ている!!” 普段はクールでおとなしい友人パイロットですが、届いたテキストからは抑えきれない興奮が伝わってきます。

自分の目で見たわけではないので実際何が起きたのかは把握しておりませんが、PuuOo火口周辺に設置されているウェブカメラからの映像とパイロットからのテキストを見る限りでは、3/5のカモアモア噴火とまったく同じような事が起きたんだと予想されます。明日フライトがありますので実際何が起きたのかを、また火山最新情報でお伝えします。

2011年7月22日

プウ・オオ火口から、溶岩があふれ始めた! 2011年7月第3週目レポート

約3ヶ月前、PuuOo火口内に溶岩が戻ってきました。それから少しずつ火口内に溶岩がたまり始めていました。4月には火口の深さが100m以上もあったのですが、溶岩がたまると同時に火口の底はどんどん上がってきていました。

PuuOo火口の西側に3個の小さなクレーター(陥没)があります。数日前から3個の中心にある“Puka Nui Pit”(ハワイ語で大きな穴)に、PuuOo火口から溢れ出てきた溶岩が流り込みはじめました。昨日はPuka Nuiもすでに一杯になり、隣の“MLK Pit”にまで溶岩が流れ込み始めました。
USGSサイトの地図を参考にご覧下さい。

ここ数日の様子を見ていると、今日くらいには“MLK Pit”も一杯になりそうです。「Surface Flow:サーフェス・フロー」、つまり地表に溶岩が流れ始めるかもしれません。

サーフェス・フローは標高の低い場所へと流れ出て行き、海岸線に向かいます。空気に触れた部分は徐々に冷え固まり、新しい地表の下に溶岩チューブが形成されます。そしていずれかは溶岩が海岸線に到達して、新オーシャンエントリーが誕生します。火口から出てくる溶岩の量によって左右されますが、ここ数週間から数ヶ月の間にはオーシャンエントリーが誕生してくれるのではないかと予測しています!
誕生しながら育ち続けるキラウェア火山、またまた目の離せない状態になってきました!!

2011年6月3日

6/2のキラウエア火山 動画!

夏休みハワイ島旅行のプランを練り始めたと思われる日本のお客様から、
「最近の火山の様子はどうですか?」
「オーシャンエントリーは復活しましたか?」
「溶岩活動が止まったと聞いておりますが、実際のところどうですか?」
などといった問い合わせのメールが一杯届いております。ありがとうございます。

言葉で説明するよりも見ていただくのが一番だと思い、今の火山の様子を動画で紹介します。
動画を見ていただくと分かりますが、実際プウオオ火口内での溶岩活動はかなり活発です。グツグツ・ボコボコ飛び散る灼熱の溶岩が今なら上空から見ることができます。(天気が悪くて火口まで近づけない場合は上空からでも溶岩は見ることができません。)円高な今、予算に都合がつくようでしたら是非ヘリコプターに乗ってみてください。

東日本大震災で気持ちも心もまだまだ沈んでいる方も多いかと思います。一人一人が上を向き、一歩一歩前進できるようにハワイ島で「生きる源」を吸収充電してください。私たちもハワイ島から力一杯の大きな声援を送り続けます。日本が、世界が、地球が団結する時が来たんだと思います。『がんばれ、ニッポン』 信じています。

※ハイビジョン映像でご覧いただけます。再生後に360pから720pまたは1080pに変更して下さい

2011年5月21日

プウオオ火口内で溶岩がかなり見えています

キラウエア火山活動はここ1ヶ月、特に大きな変化はありません。まだオーシャンエントリー(海に流れ込む溶岩)は復活しそうな感じではありませんが、PuuOo火口内ではグツグツ&ブクブクと煮えたぎっている様子が続いています。USGSのウェブカメラでその様子は常時見られますのでチェックしてみて下さい。
http://volcanoes.usgs.gov/hvo/cams/

現在、キラウェア火山で唯一溶岩が見える場所はPuuOo火口内です。そのため、溶岩を見る方法は上空からのみに限られています。しかし火口が標高1000m弱に位置しているので、雲に覆われてしまうと火口まで辿り着けないことがあり、上空からでも火口内の溶岩をご覧いただけないこともあります。
(火口まであと少し飛行できれば溶岩を見ていただけるのに、雲で行き手をはばまれてしまうのはパイロットとしてもすごく悔しいです。でも見所は真っ赤な溶岩だけではないので、溶岩が見えなくてもほとんどのお客様に喜んでいただけています。)

前回の火山情報でも予測していたのですが、オーシャンエントリー(海に流れ込む溶岩)の復活は正直まだ時間がかかりそうです。

2011年4月8日

2011年4月 第1週目の火山状況

Kamoamoaのスゴイ噴火からもう1カ月が経ちました。まったく溶岩が見えない状態が少し続いておりましたが、10日間くらい前からPuuOo火口内の奥深くでまた溶岩活動が始まっています。赤い溶岩が見えたり見えなかったりで安定はしていませんが、PuuOo火口が完全停止をした訳ではなさそうなので、ホッとしております。

PuuOo火口が標高3000フィート付近にあり、雲で覆われてしまい火口まで上空からでも近づけないことも稀にありますが、火口まで近づければ赤い溶岩が見える確率は結構高いです。地面を流れ出る溶岩やオーシャンエントリーが見れるようなるまではちょっと時間がかかりそうですね。

去る3月11日に発生しました東北地方太平洋沖地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様やご家族、ご関係者の方々に心よりお見舞い申し上げます。被災地の皆様の生活が一日も早く復旧されることをお祈り申し上げます。
2011年3月11日

カモアモア噴火の静かな一日 今度は何が起こるのか?

溶岩の噴火活動を見たかった方には少し残念なニュースをお知らせします。
溶岩は今日、まったく出ていませんでした。昨日までの活動がウソのようです。朝一番のフライトでは昨日形成され始めていた溶岩河の先端部分に少しだけ赤い溶岩が見えました。しかしお昼以降はその赤い部分も冷え固まり赤い溶岩は全く見ることが出来ませんでした。

2011年3月10日

カモアモア噴火

新噴火の名前が正式に決まりました。「KAMOAMOA」です。(火・モアモア? 笑)

毎フライトごと「溶岩噴火活動が止まってしまっていなければいいのに」とドキドキしながらキラウェアに向かって飛行しています。いつ止まってしまってもおかしくないんです。自然ですからね。
今日も素晴らしい溶岩噴火の様子が上空から見ることが出来ました。お客さんの口から出てくる言葉は「ワォー」と「オーマイゴッド」のみだけです。言葉では本当に表現できないんですよね。

カモアモアから噴出されている溶岩は溶岩湖となり、そこから標高の低い海のほうに向かって溶岩河が斜面をドロドロとゆっくり流れています。溶岩河の長さはすでに2Kmくらいに達しています。このまま活動が続いたら数週間後には溶岩が海に達するかもしれません。今の溶岩河の進行方向を見ている限りでは、チェーン・オブ・クレーターズ・ロードの最終地点付近にオーシャンエントリーが出来るのではないかと読んでおります。(あくまでもニセ火山学者の予測ですので、あまり当てにしないでくださいね)

2011年3月8日

ナパウ噴火の最新情報

他のパイロットがここ2日間でフライト中に撮影した映像ビデオをオフィスから借りて来ました。
地面が裂けて溶岩が上空にカーテンのように吹き上がる、これぞ「噴火」と言う火山活動の様子がテレビに映された時には全身鳥肌状態になりました。ハワイ島に来てから過去一番の噴火でした!

そしてNapauの噴火が始まって2日過ぎた今日、その様子を上空から皆様より一足早く私も見てきました。「ワ〜ォ。すごい〜!」以外の言葉しか口から出てきません。お客様と同様、噴火の様子に釘付け状態で見入ってしまいました。(お客様、ごめんなさい。私もこんな噴火を見たのは初めてだったので、興奮してナレーションどころではなかったです。)

昨日の夕方からNapau上空は飛行禁止区域に指定されてしまい、3.5マイル圏内には近寄れず、または最低でも4000フィート上空まで上がらなければなりませんでした。しかし今日の午後には少し規定が緩やかになり、1.5マイルまたは1500フィートまで近づけるようになりました。
Napau周辺に雲がかかっていなければ噴火の様子を見ることができますが、雲が出ていて1500フィートまで上がれなかったらアウト状態で、ヘリからでもきつい厳しい状況に私達もおかれております。地上からのアクセスもかなり限られ始め、チェーン・オブ・クレーターズロードも立ち入り禁止となったようです。

いつまでこの様子が続くかはまったく予測がつきません。活動が止まってしまうまでに、この感動を一人でも多くの方に体験してもらいたいです。

2011年3月6日

プウオオ火口周辺で噴火!

友人パイロットから報告があり、USGS(火山観測所)のサイトを見て超興奮状態です。どうも凄いのが「来た〜っ」みたいです。PuuOo火口内での溶岩活動がここ数週間かなり活発でした。火口のクレーター内に溶岩が徐々にたまり始め、火口の底がどんどん高くなっていました。(2ヶ月程前のクレーターの深さのは一番深いところで70〜80mくらいはあったと思います。それがここ数ヶ月で30〜40mほどの浅さになりました。) このまま行ったら火口から溢れ出て次の溶岩トンネルが形成されると私は予想していましたが、ハズレました。やっぱり自然は凄いです。予期が出来るものではありません。

PuuOo火口内に溜まった溶岩の重み(圧力)で、イーストリフト(ハレマウマウから東に伸びている地下亀裂“断層”)が裂けて破裂し、新溶岩噴火が始まりました。PuuOo火口からハレマウマウ火口に向かって西に2〜3km行ったところにあるナパウクレーター付近から、溶岩の亀裂噴火が今日(3/5/2011)の夕方に起ったようです。亀裂噴火なので様子が動画と写真で見られます。感動の映像で、何度も何度も見てしまいました。
http://hvo.wr.usgs.gov/kilauea/update/images.html

明日もオフなので、自分の目で見て何が起きたか確かめるのは明後日までお預けです。一刻も早くヘリコプターから見たいです。

2011年2月17日

プウオオ火口が絶好調

ここ数日間PuuOo火口内で素晴らしい溶岩の様子が上空から見えています。オーシャンエントリー(海に流れ込む溶岩)が止まってしまったので、溶岩ボートから溶岩を間近に見たかった方々は残念がっているかもしれませんが、その代わりにヘリコプターからは素晴らしい溶岩活動が見えています。
PuuOo火口が標高1000m近くの高度のある場所にあるため、雲に覆われてしまって火口までヘリコプターで近づけないことも時折ありますが、火口まで近づけた場合は素晴らしい溶岩が見られる可能性があります!
→ハワイ火山観測所のウェブカメラでプウオオ火口を見る

この状態がいつまで続くか分かりませんが、溶岩を見たい方には上空からヘリコプターで観光するのがお勧めです!!

2011年2月11日

オーシャンエントリー(海に流れ込む溶岩)がストップ

1月の頭にカラパナ地区にオーシャンエントリー(海に流れ込む溶岩)が復活しましたが、ここ二週間くらいラバチューブ(溶岩トンネルのこと:真っ赤な溶岩はこの中を通り、トンネルの出口となる海で流れ込む)は不安定な状態でいました。しかし遂に閉じてしまい、溶岩が海に流れ込めない状態に入ってしまいました。オーシャンエントリーがまた無くなってしまいました。

ラバチューブが閉じてしまったために、PuuOo火口から出てくる溶岩はラバチューブを後戻りし、火口から約3km位の所から溢れ出始めました。ここ数日間で直径200m以上にもなる溶岩プールが出来上がり、上空からは素晴らしい溶岩が見え始めています。溶岩プールから溢れ出ようとする溶岩はすぐに冷え固まるため溶岩が徐々に堆積さていく様子も上空からは見ることができます。

溶岩ボートで間近で溶岩を体験したかったお客様には残念なお知らせですが、上空からは素晴らしい溶岩活動が楽しめています!

2011年1月7日

速報 オーシャンエントリーが戻ってきた!!

今朝の朝一番のフライトで新オーシャンエントリー(溶岩が海に流れ込む場所)を確認しました!

落差10mほどある真っ黒い溶岩岸壁を流れ落ちる幾筋もの真っ赤な溶岩滝は見ごたえありますよ〜。この様子で行くとココ数週間は溶岩ボートからはかなりの迫力のある溶岩が見えるかと思います。もちろん、ヘリコプターからもすごくいい感じで見えています。

オーシャンエントリーを見学するなら
→溶岩ボートツアー
→ヘリコプターツアー
→特集「ハワイ島の人気ツアー対決 ヘリコプターvs溶岩ボート 徹底解明!」

2011年1月6日

オーシャンエントリー、まだ復活ならず

サーフェース・フローが失速したのか、溶岩流の先端は昨日の場所からほとんど進んでいませんでした。まだオーシャンエントリーは復活していません。しかし他のサーフェースフローが活発になり、その溶岩流は130号線をまた飲み込み始めていました。プウオオ火口内も活動が活発になっており、ドクドクと噴出される溶岩を今日は見ることができました。

2011年1月5日

2011年、最初の溶岩情報

あけましておめでとうございます。
1/3に今年初のフライトをし、火山の様子を見てきました。

地表を流れ続けている溶岩は、徐々に海岸線に向かって進んでいます。溶岩流の先端は海岸線からあと100m位のところまで、伸び進んでいました。このままの活動が続けばココ数日間でもしかしたらオーシャンエントリーが誕生するかもしれませんね。

日本からのお客様が多い年末年始の時期にオーシャンエントリーが復活しなかったのはちょっと残念でしたが、あともう少しの所まできました。 もしかしたらもうすでにオーシャンエントリーが始まっている可能性もあります。今日のフライトが楽しみです!

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過去に掲載した火山情報を見る (画像やビデオあり)

2012年のキラウエア火山 ロイヤルガーデンに残されていた最後の1軒が溶岩流に飲み込まれました。
2010年のキラウエア火山 オーシャンエントリーが止まったり流れたり。素晴らしい溶岩流が見えました。
2009年のキラウエア火山 オーシャンエントリーが活発な1年でした。
2008年のキラウエア火山 ハレマウマウ火口が噴火した年です。